名前

「子供に付ける名前の人気ランキング」という新聞記事をみつけました。
一時期、難解な読み方の名前を〝きらきらネーム〟といって、なにかと話題になることもしばしばでしたが、どうやら最近は、読みやすく親しみやすい名前がランクインしているようですね。

ところでいつの時代も、きらきらネームは存在し、それに対し批判する人も必ず存在していて、なかでも、歴史的偉人「吉田兼好」の「徒然草」には「名前を付けるなら読みにくい漢字は使うな!!」と言い切った段があります。

時代は移れども、このような攻防は不滅なのですね。
〝不滅の刃〟から文字って〝不滅のきらきらネーム〟と言っておきます。
全集中!で名前を読まないと、間違えて呼んだら大変…

寺院の号な、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。この比は、深く案あんじ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣めなれぬ文字を付かんとする、益なき事なり。何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才せんざいの人の必ずある事なりとぞ。

徒然草 第116段「吉田兼好」



ふたたび緊急事態宣言

またしても、コロナ感染症拡大を止めるための緊急事態宣言が大阪兵庫に出るようです。わたしは、大阪本坊に隣接する介護事業部の部長職も兼務しているので、どうしても医療や介護の視点に立ってしまいます。なので、経済活動も重要ですが、今は自粛をして、感染者数を抑え、重傷者も減らし、コロナで亡くなる人を無くすことが何よりもも優先されるべき時だと考えます。

あらためて、「仏説大無量寿経」の一節を噛みしめたいと思います。
天下和順・てんげわじゅん
日月清明・にちげつしょうみょう
風雨以時・ふうういじ
災厲不起・さいれいふき
国豊民安・こくふみんあん
兵戈無用・ひょうがっむよう
崇徳興仁・すうとくこうにん
務修礼譲・むしゅらいじょう

天下は平安であり、日と月は明るく照らし、風と雨はほどよく、災害や疫病も起きず、国は豊かに人々は安らかに過ごし、兵や武器を用いる争いはなく、人々は徳を崇め仁を尊び、努めて礼儀と謙譲を修めます。

現代語訳 大無量寿経 

霊感商法

「引き取りませんか?」といわれて受け取った仏様。
処分の理由を詳しく聞いたら、なんと〝霊感商法〟で40万円で買わされたという仏様。
その後消費者センターに申し出て、ほとんどのお金が返って来たので良かったとのこと。
仏像に罪は無し…合掌

良い仏像やけどなぁ

刑法のおもしろさ

オモロい話満載!
旅館のトイレに置き忘れている他人の財布を持ち帰ると、
遺失物横領罪ではなく窃盗罪。フムフム。

輸血の際、血液を受ける人に針を刺す場合は医療行為だが、
血液を提供する人に針を刺すには同意がなければ傷害罪。

不始末を起こしたヤクザ本人に依頼され、
鋭利な刃物で指詰めを実行した人は同意があっても傷害罪。
フムフム。

ゼロリスク信仰

東日本大震災のとき大学に提出したミニレポートのことを思い出した。
〝ゼロリスク〟をもとめる群集心理についてだ。
あらためて今の状況にもあてはまる。
なにより冷静さを失わず自分なりの分析を怠らないことが大事。

空けない夜はない

コロナウイルスに係る
緊急事態宣言が兵庫県も解除されました。
ひとまずは素直に喜びたいものです。
それにしても、不確かな時代に生きているのだと
あらためて認識しなければなりません。
ウイルスの脅威
自然災害
格差社会
人工知能の台頭
けれど、生きている限りどんな苦難も
乗り越えることができるはずです。
夜が必ず空けるように。
そして、夜明け前がもっとも暗闇だとも。
〝一寸先は闇〟というけれど
〝一寸先は光明〟という前向きなこころが
今は大切です。

西宮坊の切りかぶに座すほとけさま

分岐点

人生には幾度となくあらわれる分岐点があります。
その後の人生に大きな影響を及ぼす分岐点にさしかかった時
必要になるのは決断力です。

決断を後押しするのは強い思いです。
運があるとかないとか、というより、
強い思いが運を呼び込むというべきです。
しかし、
だれもが強い思いを持っているわけではありません。
では、強い思いは、
どうすれば生まれるのでしょうか。

「凡事徹底」
だれもができることを
だれもができないほど徹底する

些細なことでも懸命に継続することで、
自然に生まれるのが強い心です。

かく言う、わたしは、
お仕事をサボりたいという誘惑との戦いに必要な強い心が欲しい…

おせち

最近はおせち料理を自宅で作ることも少なくなりましたが、おせち料理の一品一品には、その一年を無事に過ごすための祈りが込められています。
私たちは古来より、不安定で不確かな無常という日常を〝祈る〟ことで安楽を得てきました。科学技術が目覚ましく発展した現代社会においても〝祈り〟は、心の不安を取り除く大切な行いです。

次女の冬休み自由研究課題

 

中学連合体大会

西宮市の中学生はこの時期、なんと!あの甲子園球場で体育大会を開催するのです!
市内の全中学校が一同に会し、組体操やダンスを学年別で披露し、400Mリレーや1500Mは各学校の選抜された生徒が男女別で駆け抜けます。
甲子園のスタンドは、この日をとても楽しみにしていた親御さんたちで盛り上がっています。
体育会のクライマックスは、全中学校が順番に校歌を大合唱し、その姿はまさに〝青春〟そのもので、大会をお通して最も感動的なシーンです。

(ハッシュタグ#️⃣中連体)https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E9%80%A3%E4%BD%93