緩和ケアホスピス

2013ー7/30
緩和ケアホスピスで活動を始めて二ヶ月が過ぎた。
私はこの二ヶ月の間に宗教者として凄まじい経験をしたと考えている。
それは人間の死と生の現場を見たということだ。
まずは、医師、看護師、介護士、皆様のホスピタリティーに対する敬意をお伝えしたい。そしてそのような重大な局面に対し、伝手も実績もない私を緩和ケアチームの一員に加えてくださる寛容さに対する感謝である。
特に、忙しい業務の中、患者様と私をつなぐことに労を尽くされた担当看護師に対しては心より御礼を申し上げたい。
本当にありがとう御座いました。
八月に入ると、御盆の法務を優先し病院での活動はお休みだ。
しかしながら、お盆明け病院に伺っても様子は一変しているであろう。
とにかくも、お盆の最中、緩和ケアホスピス内が平穏であることを、強く強く念願申し上げる。
(画像は、西宮支坊の御本尊、阿弥陀如来像。)

内科部長の話を基に

2013ー7/22
昨日の内科部長のお話は、最期のひと時について、実例を基にした大変興味深いお話でした。最期のひと時に何を考えるのか。
最期のひと時に何をするのか。
最期のひと時に向けて何を準備するのか。
より良い最期には、痛みの緩和が非常に重要だと。
最期のひと時にも、人は希望を持てると。
今日は、緩和ケアホスピスでの活動です。
患者様の心の痛みが少しでも和らぐように尽くして参りたいと存じます。

アピール

2013ー7/16
寝ちがえた!
首痛い…
今日は、緩和ケアホスピスでの傾聴活動です。
今日のテーマは、少し前のめりでも存在感をアピールする!とします。
8月に入れば、法務優先で病院での活動は休止になりますので、
その前に存在感をアピールして忘れられないように致したく存じます。

医学の知識

2013−7/5
病院内での傾聴について。東北大学の臨床宗教師研修では、傾聴においての注意点として、その地方の方言、町村の名称、地域の歴史、地元の風習などをしっかりと頭に入れて置いた方がなおのこと良いと学んだ。
傾聴移動カフェ、カフェ・デ・モンクの金田老師も被災地での傾聴は地元の宗教者がすることが理想だと述べられていた。
病院内での傾聴では、やはり地元ならではの話題が最も大切だ。
さらに病室内での傾聴において極めて重要なことは、その患者さまが抱えている病名や症状の知識の有る無しだ。
特定の病名を語って頂いても、それがチンプンカンプンであれば、
その先の話に繋がりにくい。病院で傾聴活動する場合に欠かせない最低限の医療の知識は、今後臨床宗教師として自主的に学習しなければならない。もちろん、医学的アドバイスなどするべきではないし、それは言語道断だ。
とにかく明日早速、初歩的な医学書を探しに行くべし!

傾聴活動

2013ー6/13
明日は、緩和ケアホスピスで傾聴活動です。
8:30から17:00までわりと長い時間関わらせて頂きます。
看護部長から「チームの一員として関わって下さい」と言われ、
今夜は身の引き締まる思いです。
この本を再読しながら明日に備えたいと存じます。