足るを知る
世界同時不況かなんかしらんけど、ほんま迷惑なはなしや!
もともとは、世界中の金融機関が金儲けのために始めたマネーゲームに全員が負けたという笑えん話しや!
政治も企業も、そんなにもうけなあかんか?!と言いたい。
以前にアメリカ人が書いた「金持ち父さんと貧乏父さん」という本があってよう売れとったけど、この本のおそろしいのは、まじめにコツコツ働くけど、けっして裕福ではない一般のお父さんを「貧乏父さん」と呼び、貧乏父さんのもとに生まれた子供は高等な教育が受けれず、貧乏から抜け出る事は困難だと書かれていたことやっ!。
そしてもっと恐ろしいのわな、この本の論調が、これからの世の中の主流になるなどとかいうて、日本でも勝ち組と負け組みとかいうて、棲み分けがはじまってるこや!!
どちらかというと、わしは、貧乏父さんの部類なので、嫌な世の中やな〜と、げんなりしてたところやがな。
今回の金融恐慌は、人間の欲望が編み出した金融工学かなんか知らん理論による金融商品が、手つけられんくらいに肥大してもてやな、こんど反対に信用収縮とかいうて、いたって人間的な理由によって調整しとるらしいやないけ!!!
昔から、じいちゃんやばあちゃん、親戚のおっさんやおばはんがよう言うとった。
「お天とさまが見とるし、世間さまもよう知ってはる。くれぐれも欲かかんように、足るを知る!や、ようおぼえときや!」ってな。