慈悲心

介護すると幸せになれるか?
家族が歳を重ね介護が必要になったとき、近親者の正直な気持ちとしては、「これは困ったものだ!」と途方に思う人が多いと、ある調査で示されています。確かに介護はたいへんなことで多くの困難に見舞われます。では、もし家族の介護を引き受けなければならなくなったとき、どのような心構えが必要でしょうか。

最近の脳科学で解明されていることの一つに、他人と自分を比較する脳の働きと、他人のことを想像する脳の働きが同時に働いた時におこる感情が「共感力」であり、この感情には「ドーパミン」という神経伝達物質が強く関わっていて、ドーパミンは「幸せをよぶ脳内物質」ともいわれています。
これらをひらたく考えると、介護に必要な心構えには「共感力」が重要であり、介護をするということは、私たちの脳内で働く幸せ物質のドーパミンによって共感力が活性化し、自らも幸せを感じることができる、というわけです。

私たち人間は、困った人を助けたくなる性分を備えていると古来より考えられていて、これを仏教では「慈悲心」といいます。
慈悲心とはまさに、相手のことを想像し、相手のことを思いやり、相手のために尽くすことであります。そのような善い行いは必ず、自分に巡り帰ってくることでしょう。

コロナワクチン2回目

西栄寺介護福祉部において、コロナワクチン接種2回目を無事に完了しました。
私は、西栄寺西宮有馬支坊の僧括であると同時に、西栄寺介護福祉部長という立場で介護部を牽引していますが、特に昨年の3月以降、大阪市内で感染者数が増加するなか、自分たちの事業所で感染者が出ないようできる限りの対策はとってきました。その成果もあって、今日の2回目ワクチン接種まで、介護サービス利用者さまはもちろん、介護部の職員だれ一人として感染者を出さずにきました。
しかし、ここに至るまでの道のり、いつ感染者が出てもおかしくないような状況が身近に迫りつつ、不安と恐怖で心休まる日は1日もありませんでした。また、今回のファイザー製ワクチンについても、高齢者施設優先的接種の枠組みで接種計画をすすめる過程で、自治体の接種推進課ならびに接種医療機関と私たち介護事業者との三つどもえゆえの混乱も生じ、確実に接種することが決まるまでに相当なエネルギーを費やしました。
それでも、介護部の職員には、外出や外食などプライベートも含めて自粛を求めるなか、GOTOトラベルやGOTOイートなど国の施策を横目に、ただひたすら介護業務に専念する介護の専門家としての姿があり、そのような職員一同の力が結集したからこそ、ここまで無事に営業してこれたと考えています。
今日以降も、感染対策は十分に実施し、気を緩めることなく取り組んで参ります。

ちょっとびびっている吉田

コロナワクチン

西栄寺介護福祉部では、高齢者施設従業者の第1回コロナワクチン優先接種を行いました。ここに至るまで、とても長い道のりでした。しかし、まだまだ気を抜くわけにはいきません。さらに心を強くして感染予防に取り組みます。

ぜんぜん痛くない!!

PCR検査

PCR検査は。今回も全員「陰性」の結果が出て、ホッとしています。
西栄寺介護福祉部で実施してきたPCR検査は今回で一旦終了となります。
以後は、適宜、有償の検査を受検し感染症対策は継続したいと考えています。


試着

お寺の介護はいにこぽん!のいえ
いざ!というときの準備のため
試着してみた。

5分も経たないうちから汗がふきでる。
これは大変だ!

けっしてふざけているわけではなく動きをとれるか確認しているのです。


お寺の介護外部研修

にこぽんデイサービスの研修で〝大石順教尼の記念館〟に行きました。
社会福祉の源泉をひもとけば、宗教的コミニティーの互恵精神に行き着きます。
お寺の介護はいにこぽんは、そのような宗教的コミニティーに限らず、地域福祉の担い手として奮闘していますが、この意義は、お寺の方から現代社会の多様化に合わせながら、より多くの人たちに対して支援することで、地域福祉向上の一助を目指すことにあります。
浄土真宗の教義を伝導することも重要ですが、それと同時に、それ以上に、お寺の介護はいにこぽんでは、お寺の雰囲気が持つ安穏力や、浄土真宗の教義によって導かれた宗教者が持つ包容力と、その中で伸び伸びと働く介護の専門家たちの実践力、この三つの力が一つに編み込まれた〝支縁力〟で、多くの人たちのQOL向上を実現することを最大の課題にしています。

得意げな顔で中央にいる吉田部長
得意げな顔で中央にいる吉田部長

にこぽん全体研修

お寺の介護はいにこぽん秋の全体研修を実施しました。
今回は、いつも通り西淀病院さんからドクターをお招きしての講義と、
にこぽんでは初の試みとなる〝グループワークを〟行いました。
スタッフ皆、積極的に意見を述べて意見交換ができました。
何よりの収穫は、普段、業務上あまり関わることのないスタッフ同士が
しっかりとコミニケーションを取れたということです。
もちろんそこには、お坊さんヘルパーも参加しています。
これこそが、お寺の介護はいにこぽんの特徴です。

こころ塾

西栄寺本山住職の山田博泰先生の「こころ塾」に、来月はいよいよ私も出演が決まりました。
以前より介護福祉士の僧侶として、からだのリハビリはもとより、こころのリハビリに力を入れて取り組んできた中に、こつこつと〝介護セミナー〟〝認知症セミナー〟〝予防介護運動セミナー〟〝アクティブシニア セミナー〟などの講演を実施してきたこともあり、このたびは満を持して大本山お膝元での講演となりました。

とかなんとか少し大げさな前文になりましたが、いつものとおり、わかりやすさと簡便さを大切にしてお話を作るつもりです。

こころ塾のチラシ