お寺で〝車座〟勉強会

お寺で〝車座〟勉強会 開催レポート 令和4年4月22日(金曜日)

〝生きる〟をテーマにした勉強会は数あれど、〝死〟をテーマにした勉強会は、そうありません。「車座勉強会」は〝死〟に近いところで職務にあたる、医療、福祉、介護、葬儀、納棺、宗教の人たちがお寺に集まり、〝死〟について、それぞれ思い思いのことを語りました。
テーマが漠然としていることもあり、特別な成果を得るまでには至りませんが、これだけの人たちが集まった事実はとても大きな意味があると自己評価位しています。

【企画の目的】

今回の企画は、医療・介護・葬儀・宗教に関わる人たちが集い、患者さまや介護サービスの利用者さまが、亡くなりそうなとき、また、亡くなったときに、さらには亡くなったあと、それぞれの立場で、患者さまや利用者さま、ご遺族さまの苦痛や不安を解消するために必要な考え方や具体的な技術、また、抱えている問題点や課題、忘れられない事例などを、各職種の発表者の意見を聞いて学び、さらに他職種連携の手がかりになることを目指します。

会場となる〝西栄寺本堂〟の様子】

負けへん!

「お寺の介護施設」でも遂にコロナが襲いかかってきました。
私は、介護事業部のリーダーとして最前線で業務にあたります。
第1波から、ここに至るまで、感染予防のための備品備蓄や、感染が発生した場合のゾーニング、行動制限、最前線チームと後方支援チームの編成シュミレーションなど、あらゆる想定をしてトレーニングしてきましたので、恐るるに足らず。絶対に負けへん!

施設内を適宜消毒して回る吉田

しばらく西宮有馬坊の御法務は同朋の松井先生にお任せいたします。
関係各位にはご迷惑をお掛けいたしますことお詫び申し上げます。


慈悲心

介護すると幸せになれるか?
家族が歳を重ね介護が必要になったとき、近親者の正直な気持ちとしては、「これは困ったものだ!」と途方に思う人が多いと、ある調査で示されています。確かに介護はたいへんなことで多くの困難に見舞われます。では、もし家族の介護を引き受けなければならなくなったとき、どのような心構えが必要でしょうか。

最近の脳科学で解明されていることの一つに、他人と自分を比較する脳の働きと、他人のことを想像する脳の働きが同時に働いた時におこる感情が「共感力」であり、この感情には「ドーパミン」という神経伝達物質が強く関わっていて、ドーパミンは「幸せをよぶ脳内物質」ともいわれています。
これらをひらたく考えると、介護に必要な心構えには「共感力」が重要であり、介護をするということは、私たちの脳内で働く幸せ物質のドーパミンによって共感力が活性化し、自らも幸せを感じることができる、というわけです。

私たち人間は、困った人を助けたくなる性分を備えていると古来より考えられていて、これを仏教では「慈悲心」といいます。
慈悲心とはまさに、相手のことを想像し、相手のことを思いやり、相手のために尽くすことであります。そのような善い行いは必ず、自分に巡り帰ってくることでしょう。

コロナワクチン2回目

西栄寺介護福祉部において、コロナワクチン接種2回目を無事に完了しました。
私は、西栄寺西宮有馬支坊の僧括であると同時に、西栄寺介護福祉部長という立場で介護部を牽引していますが、特に昨年の3月以降、大阪市内で感染者数が増加するなか、自分たちの事業所で感染者が出ないようできる限りの対策はとってきました。その成果もあって、今日の2回目ワクチン接種まで、介護サービス利用者さまはもちろん、介護部の職員だれ一人として感染者を出さずにきました。
しかし、ここに至るまでの道のり、いつ感染者が出てもおかしくないような状況が身近に迫りつつ、不安と恐怖で心休まる日は1日もありませんでした。また、今回のファイザー製ワクチンについても、高齢者施設優先的接種の枠組みで接種計画をすすめる過程で、自治体の接種推進課ならびに接種医療機関と私たち介護事業者との三つどもえゆえの混乱も生じ、確実に接種することが決まるまでに相当なエネルギーを費やしました。
それでも、介護部の職員には、外出や外食などプライベートも含めて自粛を求めるなか、GOTOトラベルやGOTOイートなど国の施策を横目に、ただひたすら介護業務に専念する介護の専門家としての姿があり、そのような職員一同の力が結集したからこそ、ここまで無事に営業してこれたと考えています。
今日以降も、感染対策は十分に実施し、気を緩めることなく取り組んで参ります。

ちょっとびびっている吉田

コロナワクチン

西栄寺介護福祉部では、高齢者施設従業者の第1回コロナワクチン優先接種を行いました。ここに至るまで、とても長い道のりでした。しかし、まだまだ気を抜くわけにはいきません。さらに心を強くして感染予防に取り組みます。

やっとこの日が来た!という喜びの表情を浮かべる吉田

PCR検査

PCR検査は。今回も全員「陰性」の結果が出て、ホッとしています。
西栄寺介護福祉部で実施してきたPCR検査は今回で一旦終了となります。
以後は、適宜、有償の検査を受検し感染症対策は継続したいと考えています。


試着

お寺の介護はいにこぽん!のいえ
いざ!というときの準備のため
試着してみた。

5分も経たないうちから汗がふきでる。
これは大変だ!

けっしてふざけているわけではなく動きをとれるか確認しているのです。


お寺の介護外部研修

にこぽんデイサービスの研修で〝大石順教尼の記念館〟に行きました。
社会福祉の源泉をひもとけば、宗教的コミニティーの互恵精神に行き着きます。
お寺の介護はいにこぽんは、そのような宗教的コミニティーに限らず、地域福祉の担い手として奮闘していますが、この意義は、お寺の方から現代社会の多様化に合わせながら、より多くの人たちに対して支援することで、地域福祉向上の一助を目指すことにあります。
浄土真宗の教義を伝導することも重要ですが、それと同時に、それ以上に、お寺の介護はいにこぽんでは、お寺の雰囲気が持つ安穏力や、浄土真宗の教義によって導かれた宗教者が持つ包容力と、その中で伸び伸びと働く介護の専門家たちの実践力、この三つの力が一つに編み込まれた〝支縁力〟で、多くの人たちのQOL向上を実現することを最大の課題にしています。

得意げな顔で中央にいる吉田部長
得意げな顔で中央にいる吉田部長