日本仏教福祉思想史

最澄の仏教福祉思想
空海の仏教福祉思想
空也の仏教福祉思想
法然の福祉思想
親鸞の福祉思想
道元の福祉思想
日蓮の福祉思想
一遍の福祉思想

グッとくるものが満載!

刑法のおもしろさ

オモロい話満載!
旅館のトイレに置き忘れている他人の財布を持ち帰ると、
遺失物横領罪ではなく窃盗罪。フムフム。

輸血の際、血液を受ける人に針を刺す場合は医療行為だが、
血液を提供する人に針を刺すには同意がなければ傷害罪。

不始末を起こしたヤクザ本人に依頼され、
鋭利な刃物で指詰めを実行した人は同意があっても傷害罪。
フムフム。

庶民仏教

『幕府の宗教統制は仏教会を堕落させるが、
庶民の手に渡った仏教はエネルギーを爆発させる!』

このフレーズに感銘を受けて手にした本

私たち西栄寺は現代においても、
宗派に属せず独立した「単立」として
現代人の感覚にあわせた宗教活動を行っている。
決して本山系の大寺院を否定する意図はないが、
教義や教則を原理主義的に説くより、
僧侶である自分たちも含めて
世の中の困難に立ち向かうための手段として
今こそ仏教を解き直してみるべきだ。

仏教の本質は「覚り」を得ることにあって、
それは〝自分自身〟の中にある。
つまり、対象は人間である自分自身であり、
個人主義的な宗教なのだ。
ただ、本当の「覚り」を得た人間は、
ブッダ・仏陀のただ一人である。
私たちは約2500年前に起こったその「覚り」が
一体なんだったのかを今日も探求しているに過ぎない。

一方で、人々の探求の苦難から求活され生み出されたのが、
大乗仏教であり、それが庶民の仏教に生まれ変わったといえる。
そして、「覚り」は「救い」へと変化し、
「救い」は私たちに利益を与えるものとして
信仰のエネルギーを爆発させる。

今の時代、とても重要なことは、
宗教としての仏教を詳しく知ることよりは、
ブッダのこころを日常に照らし合わせて考えることである。

図説 日本の仏教 第五巻「庶民仏教」新潮社

 

緒方貞子さん

わたしが、はじめて〝緒方貞子さん〟の名前を知ったのは、2001年に小泉政権が発足し、外務大臣に田中真紀子氏と緒方貞子氏が候補に挙がっていると聞いたのが初めてでした。
それ以来、国連難民高等弁務官の緒方貞子さんに関する事柄に強く興味を持つようになりました。
あるとき、西栄寺の代表住職と東京新宿に出かけた折、幸運にも緒方貞子さんとすれ違ったわたしは、興奮し、握手を求めに追いかけ快く応じていただいた経験の持ち主であります。
緒方貞子さんは、とても小柄で温和な雰囲気からは想像すらできない強い人で、世界各地の紛争地帯でテロ組織や武装勢力と粘り強い交渉の末、難民と呼ばれる人々に対する人道支援を実行し、日本の誇りだと評する人々も多くいます。

そのような緒方貞子さんの著書「私の仕事」草思社2002から
「人間は仕事を通して成長していかなくてはなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要なのです。仕事の環境に文句を言う人はたくさんいますが、開かれた頭で何かを求めていく姿勢がなければなりません。」

比較政治学

粕谷裕子「比較政治学」ミネルヴァ書房

レポートの設題
日本・アメリカ・中国、各国のトップに位置する政治指導者の選出方法の特徴を政治体制の異同も含めて比較考察せよ。
政治という現象を理論的に分析し、さらに世界各国の政治を比較研究する学問が比較政治学です。

国家建設/市民社会/ナショナリズム/内戦/政治体制としての民主主義
民主化/民主主義体制と政治文化/権威主義体制の持続/選挙制度
政党と政治システム/執行府・議会関係/福祉国家

死とは何か!

シェリー・ケーガン/柴田裕之訳(2018)「死」とは何か 文響社

仏教では、そもそも人間の本質は「苦」であると解く。
「一切皆苦」とは、人生の全ては苦であり、苦を滅しようとしてもより苦に苛まれることになると説く。この苦の根源は一体なんだろうか。それは“死”である。人生は“死”で終わるのだ。
人はなぜ死ななければならないのか。死とは何か!
この恐怖に打ち勝つ術が宗教であり仏教である。

・私たちは何者なのか
・人間とはどのような存在なのか
・私たちには魂があるのか
・私たちが死後も存在し続けるには

この本は、死の本質を問うた時に沸き起こる疑問を命題化し、哲学的、心理学的、社会学的に考察し、さらに読者自らが「死」について考えるためのプロセスを示している。

神の存在証明

『神の存在証明』
宇宙論的論証
目的論的論証
存在論的論証
神の存在は論理的に証明できるか?
西洋哲学に真理を発見し、改めて仏教を見ると西洋哲学の真理と一致していた
(井上円了)
こうなったら、阿弥陀如来の存在証明を真剣にやったろかいな!
(吉田敬一)

2017ー5/26

上枝美典 『「神」という謎〜宗教哲学入門〜』 世界思想社

哲学な人たち

爆笑の一冊
ソクラテスの石頭
プラトンの対話ヘン
アリストテレスの論理が苦
デカルトのあきれた方法
ルソーの風変わりな契約
カントの几帳面な批判
特にカントについて、カントマニアが合コンの席で隣に座った
無防備な女性にのたまうくだりでは、蟻地獄のように少しづつ
理解不能の世界に引きずり込まれる描写がピカイチである。

清水義範 「考えすぎた人 お笑い哲学者列伝」 新潮社

ミナト神戸の宗教とコミニティー

関西学院大学キリスト教と文化研究センター「ミナト神戸の宗教とコミニティー」のじぎく文庫

来たる『WCRP平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー』
第1回神戸開催に参加するため予習します

以下、本書より

多様な宗教の共存
神戸市、わけても中央区の人口12万7506人(2011年)の内、外国人が94カ国1万2192人居住している。しかも彼らはそれぞれ固有の宗教に生きており、そして各宗教が中央区という小さな空間に100年以上も長きにわたって共存してきている。このような小さな地域に、「ミナト神戸」成立以前の神道の生田神社及び北野神社、仏教モダン寺、そして「ミナト神戸」成立以降におけるキリスト教のカトリック、正教会、聖公会、プロテスタントの各教派、ユダヤ教のシナゴーグ、イスラームの神戸モスク、関帝廊、ジャイナ教、シク教、ヒンドゥーなどの多様な宗教とコミニティーが平和的に共存してきた歴史は、国内において例を見ないのである。そればかりか、国際的に見てもこのような小さな地域において多様な宗教が共存してきたことは稀有な現象とも言えるであろう。その意味で、9・11以降の世界の状況の中で、ミナト神戸の宗教多元的・文化多元的状況は重要な意義をもっていると言わなければならない。