震災の思い出

1・17阪神淡路大震災の日
次女は、本日振替登校で小学校へ、震災の教訓と防災、大規模避難訓練の授業を受ける。
私は、西宮坊にて追悼法要を勤修した。
当時の記憶、消えない記憶がまだまだ多く残っている。
特に家内には強烈な記憶が残っているようだ。
今日は、心穏やかな1日でありたい。

入浴介助

障がい者の入浴介助もだいぶ慣れてきた。が、
利用者さんとのコミニケーションが取れていないのはワテでも実感している。
ワテにまだまだ余裕が無く動きが硬いのだろう。
利用者さんもワテが相手だと辛いのかもしれない。
大阪の地も寒い夜になりそう。
でも、今夜も。。入浴介助。。心を込めて。。。

お坊さんヘルパーの特徴

利用者さんのご家族をお葬儀社さんへ案内。
利用者さん自身は、現在とてもお元気だが、
もしもの時どうしたらいいのか、
事前に知っておくことで、
ご家族の数ある不安要素の一つを解消できる。
利用者さんが安らかに旅立たれた後も、
しっかりとご家族に寄り添うことができるのも、
お坊さんヘルパーの特徴だ。

当たり前

春は花
夏ほととぎす
秋は月
冬雪さえて冷しかりけり 『道元禅師』
川端康成はノーベル文学賞の受賞講演の冒頭から
この歌を詠んだ
日本人の持つ自然に対するあの世感
当たり前のようにめぐる四季の情景
もしも、自分の命の時間が残りわずかになれば
この当たり前なことが
どれだけ幸せを与えてくれることなのかが
身にしみるであろう

悲しき玩具

「真夜中の出窓に出でて、欄干の霜に手先を冷やしけるかな」(11頁)
「何となく明日は良き事あるごとく、思ふ心を叱りて眠る」(25頁)
「夜おそく何処やらの室の騒がしきは、人や死にたらむと息をひそむる」(49頁)
「歌は私の悲しい玩具である」(136頁)

 石川啄木著。。。『悲しき玩具』

石川啄木著。。。『悲しき玩具』