2016ー3/14
近所の焼き鳥屋さんで、一人ほっこりしているところに
家内よりのIPADのフェイスタイム通知が鳴った
携帯電話を忘れてIPADしか持っていない私は
緊急事態かと思い、慌てて通話
家内:「パソコンのエクセルがおかしいねん」
私の心:なんでや!めちゃ音量デカイやないか!
私 :「今、焼き鳥におんねん」
家内:「お弁当の注文書作んのにいんねん」
私 :「今、焼き鳥におんねんわかるやろ」
私の心:音小ちゃくするんどれや!?
家内:「声のトーンがちゃうな」
私 :「周りの人に聞こえてるから、もう切るで」
家内:「いつもと声のトーンちゃうやん! いつもより優しく喋ってるやん!!
いつもと全然ちゃうやん、 なんやの!?」
私 :「……」
私・・通話を切る
その後焼き鳥屋の店内に捲き起こる
私への憐れみと同情の空気
ここで逃げるわけにもいかない
注文したメニューはまだ来ていない
それでいて
大人の男として動じずに振る舞い
また、そんな家内を許容し
そんな家内を微笑ましいとさえ想う姿を演じないと…
…………恐るべし家内