名前

「子供に付ける名前の人気ランキング」という新聞記事をみつけました。
一時期、難解な読み方の名前を〝きらきらネーム〟といって、なにかと話題になることもしばしばでしたが、どうやら最近は、読みやすく親しみやすい名前がランクインしているようですね。

ところでいつの時代も、きらきらネームは存在し、それに対し批判する人も必ず存在していて、なかでも、歴史的偉人「吉田兼好」の「徒然草」には「名前を付けるなら読みにくい漢字は使うな!!」と言い切った段があります。

時代は移れども、このような攻防は不滅なのですね。
〝不滅の刃〟から文字って〝不滅のきらきらネーム〟と言っておきます。
全集中!で名前を読まないと、間違えて呼んだら大変…

寺院の号な、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。この比は、深く案あんじ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣めなれぬ文字を付かんとする、益なき事なり。何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才せんざいの人の必ずある事なりとぞ。

徒然草 第116段「吉田兼好」



退院のお知らせ

檀信徒および関係各位

このたび、膝の内視鏡手術を終え無事に退院することができました。
しばらくは、リハビリ通院で経過観察となります。
僧侶としての生命線である〝正座〟が未だできないこともあり、リハビリにしっかりと取り組み、元どおりお勤めに尽力できるよう精進いたします。

ご迷惑をおかけしますが、引き続きご指導のほどお願い申し上げます。

入院のお知らせ

檀信徒および関係各位

このたび、当支坊の吉田僧括が10月1日からおよそ2週間ほど、膝の内視鏡手術のため入院することになります。

当支坊へのお問い合わせなどは、電話を転送し病室でもお受けできるようにしていますので、今までどおりです。ご用の方は遠慮なくお問い合わせください。

ただし、リハビリなどで病室を不在にする際は電話に出れません。留守番電話に「お名前」と「電話番号」できましたら「ご用件」を録音していただければ、戻り次第折り返し連絡させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞご容赦をください。

クリーニング

夏の衣に、微酸性次亜塩素酸水スプレーを1本分ふりかけて自前のクリーニングです。
今夏は雨の日が多かったこともあり、匂いが気になっていました。

明日からお彼岸です。私自身気持ちを引き締め直して、御勤めに励みます。
自分自身にも次亜塩素水をふりかけて…(-ノ-)/Ωチーン

お葬式の際に着る七条衣です

押し花の法名立て

花供養のお寺として、境内で育てたお花を押し花にし、檀信徒さんのご両親の法名を記した和紙にあしらえ、額に収めてお渡しいたしました。
もちろん過去帳にも筆耕していますが、お仏壇とは別で、リビングなどに置いていただき、より身近に仏さまを感じていただければと思います。


52歳

おかげさまで本日52歳になりました。
世間ではこの年頃を〝初老〟と言うそうです。
やかましいわい!!
ワテは、まだまだ若い部類に属してんねん!
お参り先でも「若いお坊さんですね」ってお世辞言ってもらえんねんぞ!!
何が初老じゃい!
人生100年の時代、まだ半分過ぎたとこやで!
これから、これから。

あれ?ケーキが喉の器官に入って取れへん!
ケホケホ。
誤嚥やな…


正行経

汝が目を正しくせよ。
汝が耳を正しくせよ。
汝が鼻を正しくせよ。
汝が口を正しくせよ。
汝が身を正しくせよ。
汝が意を正しくせよ。
正行経

フムフム…

しかし、鼻を正しくせよ…かあ
奥深いな

お盆

今年のお盆はとかくいろいろとありました。

コロナはもちろん、マスクでお経、豪雨続き、バイクは滑るし、法衣もびしょびしょ。
なんとか盆期間を無事にのりこえ最終日、無事に帰寺。
夕暮れに戻りましたら、ひぐらしが鳴いて迎えてくれます。
お盆参りの締めくくりは、亡き長女のお盆供養。

亡き人やご先祖さまが、何気ない日常のなかにある、かけがえのない幸せを教えてくれます。

コロナワクチン2回目

西栄寺介護福祉部において、コロナワクチン接種2回目を無事に完了しました。
私は、西栄寺西宮有馬支坊の僧括であると同時に、西栄寺介護福祉部長という立場で介護部を牽引していますが、特に昨年の3月以降、大阪市内で感染者数が増加するなか、自分たちの事業所で感染者が出ないようできる限りの対策はとってきました。その成果もあって、今日の2回目ワクチン接種まで、介護サービス利用者さまはもちろん、介護部の職員だれ一人として感染者を出さずにきました。
しかし、ここに至るまでの道のり、いつ感染者が出てもおかしくないような状況が身近に迫りつつ、不安と恐怖で心休まる日は1日もありませんでした。また、今回のファイザー製ワクチンについても、高齢者施設優先的接種の枠組みで接種計画をすすめる過程で、自治体の接種推進課ならびに接種医療機関と私たち介護事業者との三つどもえゆえの混乱も生じ、確実に接種することが決まるまでに相当なエネルギーを費やしました。
それでも、介護部の職員には、外出や外食などプライベートも含めて自粛を求めるなか、GOTOトラベルやGOTOイートなど国の施策を横目に、ただひたすら介護業務に専念する介護の専門家としての姿があり、そのような職員一同の力が結集したからこそ、ここまで無事に営業してこれたと考えています。
今日以降も、感染対策は十分に実施し、気を緩めることなく取り組んで参ります。

ちょっとびびっている吉田