抗原検査

〝お寺の介護はいにこぽん〟では、大阪市福祉局の勧めもあり、3日に1回の抗原検査を職員全員に実施することと致しました。
もちろん、私自身も受検しますので、図らずも、僧侶としてご法要を勤めるために訪問させていただく際の安心材料になります。
受検結果は「抗原検査結果実績」に記録していきますので、よければご確認ください。

キット600個の在庫が冷蔵庫にビッシリ

お寺で〝車座〟勉強会

お寺で〝車座〟勉強会 開催レポート 令和4年4月22日(金曜日)

〝生きる〟をテーマにした勉強会は数あれど、〝死〟をテーマにした勉強会は、そうありません。「車座勉強会」は〝死〟に近いところで職務にあたる、医療、福祉、介護、葬儀、納棺、宗教の人たちがお寺に集まり、〝死〟について、それぞれ思い思いのことを語りました。
テーマが漠然としていることもあり、特別な成果を得るまでには至りませんが、これだけの人たちが集まった事実はとても大きな意味があると自己評価位しています。

【企画の目的】

今回の企画は、医療・介護・葬儀・宗教に関わる人たちが集い、患者さまや介護サービスの利用者さまが、亡くなりそうなとき、また、亡くなったときに、さらには亡くなったあと、それぞれの立場で、患者さまや利用者さま、ご遺族さまの苦痛や不安を解消するために必要な考え方や具体的な技術、また、抱えている問題点や課題、忘れられない事例などを、各職種の発表者の意見を聞いて学び、さらに他職種連携の手がかりになることを目指します。

会場となる〝西栄寺本堂〟の様子】

死者の力

〝身近な霊〟と〝未知な霊〟のものがたり…(文中)

大切な家族を亡くしたのちの現象の一つに〝存在を感じる〟ことは、私(吉田)も経験しました。
そのとき、大きなやすらぎのような感覚が沸き起こります。
こちらが意識して起こるのではなく、前触れもなく起こる現象。
今では、来てくれてありがとう、と思えるようになりました。

被災地で慎重に聞き取った事例をひとつひとつ丁寧に分析し理論立てて〝死者の力〟を浮かび上がらせようとする本。

この本が、多くの人に読まれることで、亡くなった家族や知人を今以上に想い、その存在が、生きていくために支えになることを心から念願致します。

「死者の力」高橋原/堀江宗正 岩波書店2021

見守り

阿弥陀さまは、どんなことがあっても見守ってくださいます。
絶対に置き去りになどしません。
どななに孤独であっても、かならず近くで見守ってくれています。

ぜったいに見放さない

負けへん!

「お寺の介護施設」でも遂にコロナが襲いかかってきました。
私は、介護事業部のリーダーとして最前線で業務にあたります。
第1波から、ここに至るまで、感染予防のための備品備蓄や、感染が発生した場合のゾーニング、行動制限、最前線チームと後方支援チームの編成シュミレーションなど、あらゆる想定をしてトレーニングしてきましたので、恐るるに足らず。絶対に負けへん!

施設内を適宜消毒して回る吉田

しばらく西宮有馬坊の御法務は同朋の松井先生にお任せいたします。
関係各位にはご迷惑をお掛けいたしますことお詫び申し上げます。