51歳のお祝い

お寺介護はいにこぽん!のスタッフみなさんが、
ワテの誕生日に〝似顔絵ケーキ〟で祝ってくださいました。
ほんとうにありがたいことです。

男前に描かれています



51歳の抱負。。。
今は吉田史のなかでもゴルフの腕前がもっとも伸び盛りなので、
しばらくは情熱を注ぎます。

お盆の風景

バイクに乗って一軒一軒お伺いし、みさなんと一緒にお正信偈をお唱えする。
毎年この時期お盆にあるあたりまえの風景。
でも今年は、このあたりまえなことが、いつもより増して何かすごく大切な
ことのような感じます。

あすからも心を込めて…

ワテの愛車


四苦八苦

トラブルなどを懸命に片付ける様を「四苦八苦・しくはく」するといいますが、
この言葉は、仏教の基本的な考え方で「しくはっく」と読みます。
ちなみに、私の人生は絶え間ない「四苦八苦」の連続ですが…
そんなことはともかく、読んで字のごとく、
私たちには本来、四つの苦しみと八つの苦しみが存在するという意味です。

四つの苦しみとは....生老病死(しょうろうびょうし)
八つの苦しみとは....生老病死に加えて
愛別離苦(あいべつりく)愛する人との別れの苦
怨憎会苦(おんぞうえく)恨み憎む人の存在の苦
求不得苦(ぐふとっく)求めるものが得れない苦
五蘊盛苦(ごうんじょうく)心身ともに不安だらけの苦

こうして見てみると、心に思い当たる〝苦〟がありますね。
年齢も50歳を過ぎますと、否応なく〝老〟を考えさせられることが多くなります。たとえば、血圧が高くなったとか、筋力が衰えるとか、二日酔いが酷いとか、徹夜ができないとか、娘たちに相手にされないとか…
そういうような、心にモヤモヤと覆うような状態や現象を「苦」として認識することからはじまるのが仏教でございます。

書家:吉田

苦の存在

5月も終わり6月がスタートします。
しかし5月は怒涛の日々を過ごしました。
西栄寺の介護福祉部では、コロナウイルス対策で
多くの問題にぶつかりながらもなんとかしのいできました。
あらためて〝生きる〟ことの大変さを実感した日々です。

仏教では、世の中は、つらいこと、悔しいこと、腹立たしいこと、
悲しいこと、苦しいことに覆いつくされていて、
真に喜ぶべきことは無いという教えがあります。
すべては〝苦〟という前提があって、
その〝苦〟を如何にして滅していくのかが仏教です。

私たちはどうしても〝苦〟遠ざけることに専念しますが、
〝苦を滅する〟ためには苦を受け入れるところからはじまります。
苦しさがあるからこそ、幸せがあることに気づかなければなりません。

ゼロリスク信仰

東日本大震災のとき大学に提出したミニレポートのことを思い出した。
〝ゼロリスク〟をもとめる群集心理についてだ。
あらためて今の状況にもあてはまる。
なにより冷静さを失わず自分なりの分析を怠らないことが大事。

ダライ・ラマ

「人類に関してもっとも驚いていることは、
人は、お金を儲けるために自分の健康を犠牲にし、
健康を取り戻すためにお金を犠牲にする。
そして、将来を不安がって今という瞬間を満喫できません。
結果的に、現在にも将来にも、どこにも生きることができないのです。
人は、あたかも自分が死なない者であるかのように生きています。
そして〝本当に生きる〟という経験をしないまま死んでしまうのです。」

ーダライラマー チベット仏教の最高位で世界的賢者

考えさせられることばです。
不安要素が取り巻くなかでこそ、
わたしたちはしっかりと前を向いて
生きていかなくてはなりません。