いやはやこの度の台風はとんでもなかったですね。
被害状況は、西宮坊はそれほどでもありませんでしたが、家族が住まう自宅は停電と断水に見舞われて不便でした。
このような状況になって痛感するのが、 世の中の便利なシステムの中では、人の力は全く弱いものだということです。
自然の猛威にも弱く、人間自らが構築したシステムにも弱い。
だからこそ謙虚に、また、日常の暮らしをありがたく感謝し、社会に奉仕し神仏を称え奉らなければならないと意を強くする思いです。
処暑!
8月はたったの一度もブログの更新ができませんでした。。。反省(-ノ-)/Ωチーン
今年のお盆参りは、日々全力投球の中、お寺に戻りましたら入浴と食事を済すや否や、、気を失うように床に治っていました。
しかし、9月に入り、8月を振り返りますと、 本当に多くの檀信徒さまとお話をするご縁をいただけたことに、充実感と幸せな気分で満たされます。
やはり人である以上、 人と接することが何より最大の喜びではないでしょうか。
「人は情けの下に立つ」と聞くと古臭い時代遅れなことわざに感じますが、ドライな格好良さを求めても結局はドライな自分を認めてくれるのは他人ですから、その他人がいなければドライもウエットも成り立たないわけです。
私はどちらかといえば、Greasy(グレイシー)でベトベトしたいやらしい人柄です…
三女
子供の成長は嬉しい反面、切なくもある。
このような幸せな時間が永遠に続けばいいなと思わずにはいれない。
三女は、家族の中でもっとも冷静に家族間のバランスを分析して、その場に応じた態度で接することができる。
なによりも次女のことが大好きで、いつも甘えている。
ときとしてケンカもしているが、次女の方が、すぐに謝っているようだ。
とにかく、次女も三女も、亡き長女に見守られながら素晴らしい人生を送ってほしいな。

家族会
「お寺の介護はいにこぽんのいえ」の家族会です。
サービス付き高齢者向け住宅では、 年1回家族会を開催し、入居者さんとはもちろん、家族さんと職員の親睦を深めます。
私は、介護福祉部長という立場で家族会を運営しましたが、普段は、僧侶として西宮坊の法務を兼ねているため、介護業務の詳細な部分は、介護職員に任せる事が多く、そのためか、入居者や家族さんの笑顔は、普段身近に接する介護職員に向けられる事がほとんどです。
寂しいと感じること半分と、介護職員への頼もしさを感じること半分です。
しかし、密かに、私自身どちらかに専念するように考えを固めていかないといけない時期にきているように感じています。
江戸時代の禅僧、鈴木正三のことばに「仏法といふは、只今の我心をよう用いて今用に立てる事なり」とあります。
これは、何のために修行するのかと問うた時に、目的を遂げるための修行ではなく、修行そのものに意味があり、その姿がすでに仏であると理解できます。
僧侶であれ介護部長であれ、打算や利益優先では、いくら専念したところで真実の光は見えてこないし、いつまでたってもこん畜生の似非坊主が定位置になる事でしょう。
チーン!南無阿弥陀仏
超酷暑!

とんでもない暑さが続いています。
兵庫県の豊岡では38.6度で全国一番だったらしいですが、わが西宮坊も、あまりの高温で本堂の冷房が効かない状態です。
さらに、僧侶が着る真っ黒の衣などの黒い衣装は、テレビ情報によると、 表面は場合によっては50度くらいまで上昇するそうです。
なんて恐ろしい…
「夏の小袖」ということわざがありますが、夏のお衣でも小袖なみの暖かさ!?
「夏布子の冬帽子」などのことわざもありますが、西宮坊の石段回廊に祀っている仏様も、どこか暑そうにされて居られる様子が気の毒でなりません。
合掌
しまの日

本日19日は、しまの日です。
しまにとって、夏は楽しいことが満載の季節でした。
特に、お祭りが大好きで、可愛らしい浴衣を着て、近所のお祭りに行く姿は、今でも忘れられません。右隣に写る次女も今年は中学生になって初めての夏休みが始まろうとしています。
しまねえちゃんが、いつも見守ってくれていることを
感謝して一日を過ごします。
酷暑!
こんな時期にゴルフに行くとは、我ながら奇特であると感じ入ります。
飲み水を2リットル持参しましたが、 見事に飲み切りました。
後半は、意識がもうろうとして、あまり覚えていません。
スコアなどはいうまでもなく、 生命に危険をおよぼすような酷暑だと注意喚起されている意味を体感した1日でした。
「思わじと思うも物を思うなり、思わじとだに思わじやきみ」
沢庵和尚の古歌ですが、暑いとお思えば暑いのは当たり前で、暑くないと思っても、それは暑いからそう思うのであって、暑いとも暑くないとも思うなとお示しであります。
奥深い…
次女合格

次女が、芸能プロダクションに所属することになりました。
先日のオーディションの結果、これを合格というのかどうかは定かでありませんが、早速、プロフィール撮影のために心斎橋まで妻とともに出向いたそうです。
同行した妻曰く、メイクさんやヘヤースタイリストさん、カメラマンさん、みんな丁寧で親切だったそうで、至極安心したとのこと。
父親の私としては、まだ複雑な心境ですが、せっかく次女が自分で掴んだチャンスですから、ジャマだけはしないようにと思いつめています。
僭越ながら、次女が撮影前の緊張している時の写真をアップしたします。
なんだかんだと言って喜んでいる親バカな私…
旧友
久しぶりに旧友が3人集いました。
そのうちの一人とは20年ぶりです。
各自それぞれ当時からすれば、生活環境が激変しています。
でもこうして久しぶりであっても、当時のまま自然と話せるものですね。
禅宗の祖。道元は「同事というは不違なり。自にも不違なり。他にも不違なり。」と示しています。
これは、他人と同和するとき平凡な自分であるべきことをことさら強く戒めて、他人と同じく時を過ごすための極意であります。
今夜は、僧侶という立場を忘れて、旧友との時間を楽しみたいと思います。
会計
本日は、関西臨床宗教師会の理事会がありました。
年度の途中ではありますが、今年度の会計の役を依頼されましたので、お引き受けすることとなりました。
実は、わが家族が普段の住まいにしている地区の理事会でも、今年度の会計に任命されていて、今年度は、こういう巡り合わせになっているのだろうと、抗うことなく素直に引き受けている次第です。
経済の世界では、「好循環」という言葉がありますが、 私は「良循環」という言葉が好きで、よく使っています。日常の小さくても良い行いを大事にしておれば、良い流れが起こり大きな幸せへと導かれるという意味です。
与えれらたお役目には、何らかの意味が内包されて回ってきたのでしょうから、大事にそのお役目を果たしたいと心を強くしています。