プロテスタンティズムと資本主義

2015ー7/31
神の救いを求めて、真面目にコツコツと働き、得たお金は無駄な浪費をせず貯金に回す。
知らずのうちにお金がたまり、より仕事ができるようにと投資に使う。
そのうち意図せず仕事が大きくなり資本家となった。
ワテも見習わなあかんな。
資本家を見習うのではなしに、真面目にコツコツの部分だけ。

108の書類

2015ー7/27
お坊さんヘルパーがゆく!
居宅介護支援事業の申請が佳境をむかえる。
文化庁宛の書類は『108』枚。
どっかで聞いた数 。
煩悩の数。
終末期の御方の中に、一切のコミニケーションを絶って、ただ一人ベットの上で時が来るのを待つ人がいる。
家族さんとのコミニケーションも取らなくなり、まわりは少し困惑する。
この状態は、生の執着から生じる苦を滅しているようにみえる。
家族さんに囲まれて、愛され惜しまれつつ時を迎えるのも大事なことだ。
しかし、ただ一人で自分と向き合い、煩悩を絶ち、大いなる存在の慈悲を感じながら、
そして死ぬことは決して恐ろしいことではないと、そう思いながら時をむかえるならば、それはとてもありがたいことだ。
お坊さんヘルパーとして、このことはこれからも問い続けたい。

東大寺

2015ー7/18
お坊さんヘルパーがゆく!
利用者さんと外出
東大寺と依水園
およそ1270年もの間
人々を魅了し続けている
盧遮那大仏
利用者さんもワテも
ただただ手を合わせるのみ

一周年

2015ー7/4
お坊さんヘルパーはゆく!
7月をむかえて、『はい!にこ!ぽん!支縁サービス』も一周年となりました。
おかげさまで、利用者さんも40名に達し、
訪問介護の事業としては好成績だと評価をいただいております。
そのような中、となり街の地域包括支援センターさんから新規の訪問依頼が舞い込んできました。ちょうど去年の今頃、挨拶回りと称した営業活動で、居宅介護関連の事業所を120箇所ほど訪ね歩きましたが、そのうちの一箇所です。嬉しいことに、担当ケアマネさんは、お坊さんヘルパーが印象に残っていて、
いつか仕事を紹介したいと思っていたとのことでした。
いよいよ我々も、居宅介護支援事業を9月めどに開業致します。すでに文化庁と大阪市との折衝も始まっております。宗教法人での許認可は
二度手間三度手間かかりますが、それでもお坊さんヘルパーにこだわって、
進めていきたいと考えています。

ヨーロッパ文化と日本文化

2015ー6/18
ルイス・フロイス著『ヨーロッパ文化と日本文化』 岩波書店

われわれの教会は奥行きが長くて間口が狭い。
日本の寺院は間口が広くて奥行きが短い」83頁
「われわれの本は折り重ねて鋲でとじたものである。
坊主らの本は巻物で、紐でくくられている」84頁
「われわれの聖像はすべて人間の身長に合わせて作ってある。
彼らのあるものはまるで巨人のように見えるほど大きい」84頁
「われわれのの袖は狭く、手首にまで達する。
日本のは緩く男のも女のも、坊主のも、腕の半ばまでである」20頁
「ヨーロッパの女性は美しい整った眉を重んずる。
日本の女性は一本の毛も残さないように、全部抜いてしまう」43頁
「われわれは横に左から右に書く。彼らは縦に、いつも右から左に書く」139頁

ことごとく正反対の文化だ!

済生会病院センター学会

2015ー6/13
本日は、大阪中津済生会病院のセンター学会で、「終末期の患者さんに寄り添う」と題したシンポジウムに参加させていただきました。
最初に演者として講演させていただき、その話の内容をパネリストの先生方と話し合う流れでした。
先生方より、患者さんの話をじっくり聴くことについて、様々な意見が出され、さらに私自身の「聞き屋」活動の評価をいただきました。
先生方の、あたたかいお人柄に支えられて、素晴らしい学びの時間を過ごせました。

心より感謝を申し上げます。ありがとう御座いました。