2013ー7/6
今日は法務の合間に、医学辞典などを探し行く予定であったが、
先日発注した本が届いたとのことで、医学辞典は諦めた。
届いた本には、東北大の鈴木岩弓教授が執筆された『写真が語る現代人の絆』という章がある。
我々も法務活動の中で、御本尊より故人の写真の方が奉られている場面に多く遭遇する。
その良し悪しではなく、民俗学、民族宗教学的な考察を、例えば「団塊の世代とカメラ界の主な動向」と言ったカメラや写真が人々に与えた影響を時間軸によって表していたりする。
民間信仰と聞くと、地蔵尊や自然崇拝的などこか遠い昔の郷愁をイメージしてしまいがちであるが、表面上は無宗教時代と言われる現代にも、現代の民間信仰が沸き起こってきているのではないか。
その辺りを踏まえて興味深く読ませて頂きたい。