医療者と宗教者のためのスピリチュアルケア

2016ー2/26
東北大学大学院文学研究科、実践宗教学寄附講座
谷山洋三 准教授より
御自身の新著をお送り賜りました。
書中、私のことも少し記されています。
詳しくは、ぜひぜひお求めのうえ、
精読くださいませ。
http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=1827
『医療者と宗教者のためのスピリチュアルケア』
~臨床宗教師の視点から~

重度の案件

『お坊さんヘルパーがゆく!』
かなりな重度の案件が入ってきた。
介護技術もかなりハイレベルが要求されるが、
それ以上に、精神的なタフさが必要な案件だ。
支援を必要としているのは、ご本人だけではなく、
ご家族に対しても、密度の濃い支援が重要だ。
今朝、先行の事業所に同行でご紹介をしていただいたが、
正直怯んでいる。
しかし、おそらくここが、
プロフェッショナルとして本物の支援者になれるか、
似非支援者のままで留まるのかの分岐点とみた。
。。。。腹くくります。。。。

QOD

『QOD~クオリティ・オブ・デス』
死の質を高めるためには、看取りに対する十分なコンセンサスが重要のはず。
お医者さんも一昔前は、先発完投型で、最後までイニシアチブをとることができたであろうけど、今はチーム医療や専門による分化によって、リーダーが不在なのだろうか。
https://digital.asahi.com/articles/ASJ2S6FQSJ2SUBQU00H.html

コメント
Seisho Ishikawa 吉田敬一先生
ご活躍を楽しく拝見しています。そして何時も思うのですが、吉田先生のお話や言葉はとても的を得ていて伝わるものがあると言う事です。あげつらいの許されない現場でのご研鑽の賜物と感銘しています。益々のご発展をお祈りします。拝
吉田 敬一 石川先生よりお褒めのお言葉をいただき嬉しく思います。逃げ出したくなるような現場もある中で、支えになっているのは一期の皆様との心のつながりです。
 Hirohito Ota お疲れ様です。鹿児島の堂園メディカルハウスの堂園晴彦医師が、この現状をパッチワーク医療、と言っていました。臨床◉教師がそのパッチワークの欠けた部分を補完するだけの存在のように組み込まれるなら(実際の現場ではそのように組み込まれるとしても)、出世間で独立不羈の存在たりえないならば、宗教者である必然性は、消えてしまうでしょうね…
  吉田 敬一 パッチワーク医療とは、またうまく言ったもんですね。
組み込んでもらえるだけでまだ良かったという事もあって、在宅支援とか地域包括支援といった枠組みの中では他業種連携が欠かせないので、そういった意味では部品となって活動する事にもおおきな役割と意味がありますが、現実は「臨床◎教師って何ができるの?」と聞かれたとき、果たしてその部品でさえなれるかどうか。
 Hirohito Ota 医者は医療する人、看護師さんは看護する人もしくは天使、キヨハラは番長。だいたい、肩書きが職能を示しますからね。臨床◉教師って、なにをする人よ⁈

起工式

お寺の介護はいにこぽん
デイサービスとサービス付き高齢者向け住宅
『はいにこぽんのいえ』
起工式を無事に執り行うことができました。
お寺の介護とはどのような介護なのか、
明確になるまで、介護の現場を実践しつつ考えを深めていきたいと思います。