私たちは、1日の中で何回くらい怒りの感情が湧き起こっているのでしょうか。
小さなイライラから声に出すほどの怒りまで、何十回と怒っているのではないでしょうか。
かく言う私も、朝起きて夜寝るまでの間に何度も怒りの感情が湧き上がります。
私たちの怒りは、大抵は人間関係の中で生じる些細な軋轢が原因となります。他者から理不尽な言葉や態度を投げかけられたことが原因で怒りの感情が沸き起こることが多々あります。そして、怒りの原因を他者に差し向けては怒りを当然の権利のように思い込みます。
しかし、怒りというのは自分の感情に他なりません。怒りの原因に原因があるのではなく、怒りとは単に、「怒っているのは自分」であり「自分だけのもの」なのであります。
怒りの感情の多くは、心身を無駄に疲弊させます。
できるだけ「怒りの感情をコントロール」できるように努めたいものです。