仏像の修復

開山当初からご安置しているお仏像を修復整えて、改めてご安置し、みなさまのご来寺をお迎えさせていただきます。このお仏像は、私が、緩和ケア病院で臨床宗教師として患者支援にあたっているとき、ある患者さまが彫られたお仏像で、以後、奉らさせていただいてます。

凡事徹底

お寺の介護はいにこぽん!

本年の標語は「凡事徹底」と致します。
例えば、感染予防対策などは、消毒・マスク・密回避などの基本的なことを徹底的に行うことが重要です。
合理化、効率、生産性も大事ですが、それ以上に、全ての業務において基本を見直し、あらためて、真摯に丁寧に行うことを人一倍徹底します。

仕事始め!

お寺の介護はいにこぽん!
本年仕事始め、朝礼の様子。
コロナ感染対応などで困難な状況に変わりありませんが、ご利用者さまには快適にお過ごしいただけるよう職員一丸となって取り組みます。

はいにこぽん朝礼

謹賀新年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年もご教導をたまわりますよう心よりお願いを申し上げます。
西栄寺西宮有馬坊は「花供養のお寺」を特徴にして頑張っています。花供養とは、故人のお骨さまをいただいて、お花をお育てしながらご供養することです。
仏教では、お花に多くの意味をもたせてとても大切にします。また、故人を偲ぶ悲しさは仏前に供えたお花が癒してくれます。そのような愛おしいお花とともに、檀信徒みなさまのご安穏を念願致しております。

人形供養祭

ファミリー葬名塩会館にて人形供養のお勤めをいたしました。
お勤め後のお話で、「師走だけにし忘れたことはありませんか!?」と渾身の駄洒落を放ちましたが撃沈に終わりました。
まだまだ修行が足らないと気付かされた次第です。

墓じまいセミナー

「永代供養と墓じまい」と題したセミナーを、西宮有馬坊の吉田僧括が担当しました。
冒頭に、永代供養か、墓じまいか、どちらに興味がありますか?と尋ねましたら、7対3の割合で墓じまいでした。このようなセミナーに参加し、何か方法は無いかと考えることも供養の一つだろうし、ほったらかしにはしないという気持ちがセミナーに参加する動機だとすると、それは尊いことだと思います。

灯籠を置きました!

境内に灯籠を置きました。
この灯籠たちは一般のお家に居た物ですが、廃棄するとのことで、この度、懇意にしている業者さんからの紹介で引き取りました。
あらためて灯籠とは、字の如く、火を灯す籠(かご)です。火は神仏を奉るために重要な供物のひとつでもあるため、神社や寺院には必ず灯籠が置いてあります。
また、灯籠の灯りは、荘厳な神社仏閣を夜に浮かび上がらせることで人々の信仰を強いものにする演出効果もありました。
西栄寺西宮有馬坊も、少しづつ、みなさまのご協力のもと寺院としての形を整えつつ前進しています。

吉祥草

西宮有馬坊に〝吉祥草〟の花が咲きました。
吉祥草は草深いところからそっと顔出す可憐な花で、
花が咲くと「良いことがある」といわれる縁起のいい花です。
花言葉も「祝福」「吉日」「祝意」などの心温まる言葉ばかりです。
「観音草」との別名もあり、お釈迦様が菩提樹の下で悟りを開かれたときに咲いていた花とも伝わっています。

赤とんぼ

何十年ぶりに赤とんぼを見つけました。
小学生の頃、無邪気に赤とんぼを追いかけて走り回っていたことを思い出し、心が温かくなる思いがしました。

幸せとは、何気ない日常に溢れていて、そのときはそれに気づかず、時が過ぎてのち、たまらなく愛おしく感じた想いでのなかに見つけることができます。

あのような輝かしい時間はもう二度とやってきませんが、それを寂しく思うのではなく、想い出を宝物にし、幸せは日常に溢れているという喜びを感じたいものです。

西宮有馬坊でみつけた赤とんぼ