信仰心

宗教は支えになるのでしょうか…
わたしたち日本人はとりわけ「宗教」と聞くと
嫌悪感のような感情が湧いてきます。
けれどじつは、日本人こそ宗教的な暮らしをしています。
季節の行事 お祭り 寄せ 市 お供え 冠婚葬祭
わたしたちのご先祖は、いにしえから
〝幸せを願う〟ことで暮らしを豊かにしてきました。
幸せを願うというのは〝祈り〟のことですが、
祈りというのは〝信仰〟のことです。
信仰は、自己肯定感が増すといわれていて、
そういった〝信仰心〟がわたしたちを強くするのです。

永代供養堂のあみださま

浄土和讃

お寺の介護ではコロナ対策に必死です。
利用者さまもスタッフも誰一人として感染して欲しくない!!
私は強い気持ちで念仏を申します。

ー浄土和讃ー
比叡山の最澄大師は
国土の人民をあわれみて
七難災難消滅の誦文には
南無阿弥陀仏を称えるべしと

浄土和讃

空気清浄機

お葬儀の僧侶控室にて、
かわいらしい小型の空気清浄機は、
私が入室して間もなく、
「ぶぉぉぉぉぉ~~~~ん!!」
と轟音を立ててフル回転し出しました。
よくみると、感知式自動運転です。

何を感知したのか?
もしかして、
私は、そんなに空気を汚す男なのか?

私の名は〝よしだけいいち〟
イニシャルは〝KY〟
家内からはよく〝空気を読まない男〟
とお叱りをうけますが、
〝空気を汚す男〟とは思いもよらぬダメ出し。

あみださま
どうか、私めを清浄してやってくださいませ。

「清浄光明ならびなし!!」

ぶぉぉぉぉぉ~~~~ん

あみださま・その2

イラストレーターの黒犬氏と
〝あみださま〟のキャラクターについて雑談。

あみださまと大阪のおばちゃんをかけてみれば
斬新で身近なあみださまになるのではないか!?

ゴリゴリの関西弁で、
「あんた、しってるかぁ?」
と仏教豆知識を披露したり、

「正座して足しびれた?どれ、見してみぃ」
とおせっかいをやいたり

「あんた、これ食べていき!」
とお供え物をくれたり

「仏はほっとけ!!」
などのしょーもないダジャレを発したり

そんなこと考えていたら、
あみださまの頭(螺髪・らほつ)も
おばちゃんパーマに見えてきた!

ほんとうにすみません…
決して悪ふざけではありません…
親しみやすいあみださまを
模索しているのです…
(-ノ-)/Ωチーン

あみださまから教授してもらっている西西くん

独生独死

独生独死独独去独来
どくしょう、どくし
どっきょ、どくらい

おおよそ人は、
ひとり生まれ、ひとり死に
ひとり去て、ひとり来る。

突き詰めて考えれば、
人は孤独なものです。

だからこそ、
身近な人が何より大切です。

お供え

お堂のお供えに〝いちご大福〟が上がっています。
甘いものに目がない私は、勤行中であっても気になってしかたがありません。
「あのいちご大福を頬張ったらどんなすばらしい甘みが口に広がるのだろうか」と想像してしまいます。
お供えとは、神仏に、暮らしの中で大切で貴重な品物を供えて祈ることです。昔の人たちからすると、砂糖菓子などはハレの日などでしか手にすることのできない贅沢品で、そのような品物はまず神仏に供え感謝することが肝要でした。
さらには、本来ものづくり職人は、最高の品をつくっては供えることの繰り返しで自らの技術を向上させるというお供えの文化があり、それが現在の日本のものづくり大国に繋がっているといえます。

美味しそうな手作りいちご大福

西宮坊のお坊さん

西栄寺西宮坊のお坊さんキャラクターができました。
新進気鋭のイラストレーター「黒犬洋平」さんの作品です。
このキャラクターの名前を「西西くん・にしにしくん」と致します。
今後とも〝西西くん〟をご贔屓に下さいますようお願い申し上げます。

〝西西くん〟西栄寺の西と西宮の西からとって西西である。説法より、人のお話を聞くことを得意とする。若そうに見えて中年。おでこの富士額が特徴。決してMハゲではない。