介護技術

『はいにこぽんのいえ』
平日は、お坊さんヘルパー。
土日祝は、お坊さんとしてお参り。
という日々を過ごしているが、
今一番の課題は、
介護技術の向上を目指すことだ。
重度訪問で困難な事例でも臆することなく、
さらりとやってのける介護力を身に付けたい。
これからも試練は続く!

基礎工事完了

『はいにこぽんのいえ』
基礎工事完了。
建物の基礎は固まったが、
お坊さんヘルパーの基礎はどうだろうか。
やる気という基礎的な熱い気持ちは当然必要だが、
熱い気持ちの押し付けは、
利用者にとっては大迷惑にもなる。
利用者が最も必要としている支援を、
可もなく不可もなく適切に行っていくことが
お坊さんヘルパーの基礎である。

担当者会議

『お坊さんヘルパーがゆく!』
重度訪問の担当者会議に出席。
5カ所の事業所が意見を出し合う。
それぞれ事業所の特色があるけれど、
利用者さんの、在宅での生活を支えたいという気持ちで、
一つにまとまる。
お坊さんも、介護チームの一員。
これこそが目指してきた姿だ!

お叱りの言葉

『お坊さんヘルパーがゆく』
「あんたのところお寺やろ!」
訪問介護の中で、なんらかの失敗をしてしまうと、
この言葉が返ってくることがあります。
この言葉の裏には、
「あんたのところはお寺やから期待してんねん」
という励ましだと前向きに捉え、
頑張るしかないと、心を強くしています。

サービス付き高齢者向け住宅

『お寺の介護はいにこぽん』
お寺が運営する「サービス付き高齢者向け住宅」の特徴は、
一言でいうと、しっかりと看取りができることにあります。
ご本人はもちろん、ご家族へのサポートも重要です。
スタッフの「お坊さんヘルパー」も、
医療的介護(吸引など)のスキルがなくてはなりません。
でも、一番大切なことは、お坊さんとして、
旅逝く方が、ご自身の人生を振り返って、幸せだったと思えるように、
こころに寄り添うことであります。
死は、決して恐ろしいことではなく、
まして、人生の敗北でもない。
大いなる命のつながりに還ることであると、
伝えることであります。