「人の命は地球より重い」
この有名な言葉は、ハイジャック事件の人質開放にあたり、当時の首相福田赳夫氏が呟かれたと伝わっています。
しかし、そもそも人の命に重みはあるのでしょうか。
人の命は地球より重い、と聞くとどこか聞きごごちが良くありがたく感じますが、命というのは、人だけではなくこの世に存在する全てに命があり、その命は遥か昔から網の目のように繋がっており、また未来に向けても命は繋がっているのです。
命というのは、私一人のものではありません。
命は永遠であり無限であります。
死というのは、永遠の命に戻ることです。
決して恐ろしいことではありません。